宅浪塾〜引きこもりからの大学受験〜
体験談

不登校のときのクラスメイトからの手紙

不登校と、クラスメイトからの手紙

中学三年生の頃、不登校だった僕はクラスメイトからの「励まし」の電話をたびたび貰いました。

その頃はまだケータイを持っていなくて、家の電話に母親が出ました。母は受話器を離し、僕のほうをちらっと見るのですが、僕は高鳴る動悸に急かされるように首を横に降りました。

彼らの電話のひとつひとつがプレッシャーで重かったし、余計に苦しくなったのを覚えています。

もしかしたら、電話をしてくる子にもよるのかもしれません。そのクラスメイトは熱く、ちょっと不良っぽい「善意」の押し付けをしてくるタイプでした。

お願いだから放っておいてほしい、という気持ちが強くありました。

でも、そんな風に思うこと自体が「悪いこと」だと思っていたので、相手の言葉や行動の重さと感謝との板挟みで、この世界から逃げ出したくて仕方がありませんでした。

不登校となった僕を純粋に心配してくれる子もいれば、思い通りにいかずに腹立たしく思う子もいました。

これは大人の社会でもそうだと思います。

こんなに心配してやっているのに、なんで言う通りに元気にならないんだ、と苛立ってくる。

まして中学生くらいだと、まだ大きな挫折や、言葉にできない苦しみを経験していない子も多いですから、その辺りのさじ加減が難しいんだと思います。

卒業式が間近になると、クラスメイト全員からの手紙が届きました。

あれは担任の先生が発案なのか、その電話をかけてきたクラスメイトが仕切ったのか分かりません。数人が家を訪れました。

玄関で母親が手紙を受け取り、彼らが帰ったあと、僕は自分の部屋でその手紙を一枚一枚読みました。

雨戸を締め切った真っ暗な部屋で、スタンドライトだけを点けて泣きながら読んだのを覚えています。

そのときの涙は、多少の嬉しさもあったのかもしれませんが、それよりも、「どうしようもない」という苦しい葛藤から絞り出される涙でした。

手紙には、男女問わず、喋ったことのない子らも含め、「一緒に卒業式に出たいな」という言葉が多くありました。

でも、「どうしようもない」のです。

気分一つで行けるものでもなく、学校や集団の場所に行こうとすると体調が悪くなる。動悸がする。腹痛がする。吐き気がする。

自分でコントロールできるものではありませんでした。

だから、「どうしようもない」ということだけが深く深く積もり、ただただ涙に変わっていったのでした。

ちょうどこの記事を読んで、そんなことを思い出しました。

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