シンプルで美しい、Mac用のテキストエディタ(文章作成アプリ)「stone(ストーン)」の使用感【レビュー】



Mac用テキストエディタ「stone(ストーン)」のレビュー
★★★★★ 5/5


日本デザインセンター発のシンプルなテキストエディタ「stone」

さっそくレビュー記事の1本目。

今回レビューを紹介するのは、日本デザインセンターがつくったMac用のテキストエディタ(文章作成アプリ)「stone(ストーン)」↗︎です。

ネット上で、Macユーザーで頻繁に文章を作成するなら使ったほうがいい、と話題になっていたので試しにインストールしてみました。

 

購入・ダウンロード
stoneはMac用アプリケーションです。
App Storeから購入いただけます。

価格:3,000円
対応OS:macOS 10.13、 10.12、10.11

 

日本デザインセンターと言えば、無印良品のアートディレクションを担当している原研哉さんが代表を務める、シンプルで美しいデザインが特徴の会社。

 

www.ndc.co.jp

 

その日本デザインセンターの若いデザイナーさん二人(横田泰斗、 北本浩之)がつくった文章作成アプリがこのstoneであり、最大の長所もその圧倒的な「シンプルさ」にあります。

一言でシンプルと言っても「デザイン」だけでなく、「機能性」や「哲学」まで徹底してシンプル(美しさ)にこだわったテキストエディタで、そもそもデザイン会社が制作したというのも画期的なことのようです。

 

 

 

stone(ストーン)のコンセプト

stoneの公式ホームページでは、このテキストエディタの「コンセプト」について次のように掲載されています。

 

stone(ストーン)は、日本語を書くことに主軸を置いた文章作成アプリケーション。

清らかな気持ちで文章を書く。そのために機能は極力そぎ落とし簡潔に、画面はシンプルで、文字が美しくつづられる、「素」のノートに徹しました。

書かれることを静かに待つかのように、凛と佇むスクリーン。これまでにない書き心地のstoneは、あなたからどんな言葉を引き出すでしょうか。

出典「stone HP」より

 

このコンセプト通り、余白の多い静かなデザインで、文章入力中も一切の余計な「雑音」がなく、とても居心地のよい文章空間を演出してくれます。

これは紙のノートでも同じですが、紙質が悪かったり紙面のデザインが煩雑だと、その「情報」が余計なストレスとなって「書く」ことに集中できません。

頭や心に浮かんだアイディアや言葉が、右手を伝ってペン先に、そしてノートに写し出される過程で、なるべくその「水」を滞らせるものは少ないほうがいい(「情緒」を重んじた稀有の天才数学者、岡潔は、頭に響いて思考の妨げになるからという理由で、革靴ではなく長靴を履いていたと言います)。

書く、というのは、それくらい繊細な営みなのです。

stoneも、こうした阻害要因をぎりぎりまで削ぎ落とした、究極にシンプルなテキストエディタと言えるでしょう。

 

stoneの機能は?

最後に、stoneが備えている具体的な機能について、少しだけ(そもそも「少し」しか機能はありませんが)紹介したいと思います。

まず、書式設定については、「書体」「文章の向き」「文章の大きさ」「行の空き」「一行の字数」が設定できます。

書体は、明朝体とゴシック体の二種類。縦書き(美しい日本語を書くことに特化するため)と横書きに対応し、一行の字数も、「増やす」「減らす」と調整が可能です。文字の検索や文字数も一目でわかる仕様となっています。

扱えるフォーマットはプレーンテキスト(.txt)のみです。

今後、改良を加えていくようですが、機能についてはその「少なさ」こそが魅力なので慎重に行うのではないでしょうか。

 

レビューのまとめ

日本語に特化し、日本語を美しく表現することを突き詰めたシンプルなデザイン、機能を備えたMac用のテキストエディタ「stone」。文章を書いているだけで楽しくさせてくれる文章作成アプリだと思います。

Macユーザーで文章をつくるのが好きなひとは、とても使用感のよいテキストエディタなので、よかったら使ってみて下さい。

以上、日本デザインセンター制作のMac用テキストエディタ「stone」のレビュー記事でした。